こんにちは、データサイエンティストのワタシナガタです。
僕自身、未経験からデータサイエンティストになったのですが、Pythonの勉強を始める前はとても不安だったのを覚えています。
「このまま勉強を続けて本当に身につくのかな?」
「自分の勉強法は遠回りじゃないかな?」
「もっと効率のいい勉強法があるんじゃないかな?」
こんな不安を抱えながら、いそいそとパソコンに向かっていました。あなたには僕と同じ不安を感じてほしくない。
今は立場上、データサイエンティストの後輩やTwitterのフォロワーの方から「Pythonを始めたいんですが、なにから始めればいいですか?」と聞かれることが多くなりました。
そこで今回の記事では僕のこれまでの経験を踏まえて、プログラミングを全くやったことのない人が「とりあえずPython書けるよ」と言えるレベルに到達するまでにやるべき3ステップを紹介します。
僕が今回教える順番と同じステップを踏んで実際にPythonを習得した人を何人も知っています。
ですから、あなたもこの記事で紹介するステップを踏んでいけば、最短でPythonを習得できるでしょう。
Pythonをゼロから勉強する最速3ステップ①パソコンを用意する
Pythonの勉強を始めるためには、どうしてもパソコンは欠かせません。
『プログラミングを始めるならパソコンもいらない!完全に無料ではじめられるよ!』
と言ってあげたいんですが、本当にパソコンだけはどうしても必要なんです。ごめんなさい。
ただ、とりあえず初めるだけなら、別にスペックの高いパソコンを買う必要はありません。インターネットに接続できるものなら何でも大丈夫です。家の押し入れで埃かぶってるパソコンを取り出してきましょう。
もし「プログラミングのために新しいパソコンを買おう!」と考えているなら、Macがおすすめです。実際、僕もMacBook Airをデータサイエンスの仕事用として使ってます。
MacBookは高いイメージがあるかもしれませんが、スペックとかいろいろ考えると実際はWindowsの方がコスパ悪いんですよ。
MacBookは10万くらいのモデルで十分実用的なので、10万用意できるなら、Macを用意することをおすすめします。
※パソコン周りの話はこちらの記事でまとめました。
Pythonをゼロから勉強する最速3ステップ②Progateに挑戦する
パソコンが用意できたら、次は実際にプログラミングを始めていきましょう。
『Progate』というサイトでは、無料でPythonの基礎を学ぶことができます。しかも説明を分かりやすく、操作もしやすいので、僕が初心者に一番オススメしている学習サイトです。
現実世界で「プログラミング始めるなら、何から始めればいい?」と聞かれたときも、いつも『Progate』から始めることをおすすめしています。
もちろん『Progate』だけでプログラミングが完璧になるわけではないですが、プログラミングの概要を掴むのにはうってつけなサービスです。
もし『Progate』があわなかったらプログラミング学習をやめればいいだけですし。
「思ったより簡単だな」と感じたら、あなたはプログラミングに適正があります。
このままこのロードマップの先に進んで学習を薦めていきましょう。
【注意】Progateだけをひたすら繰り返すのは意味ない
たまに初心者の方がハマってしまいがちな罠があるのでここで注意して起きます。
それは、『Progate』を3周以上してしまうこと。
有料部分もありますが、無料部分を終わらせるだけでPythonの概要は十分理解できるのでとりあえずは『Progate』の無料部分を2週だけで十分です。
『Progate』の目的はあくまであなたにプログラミング適正があるかどうかを判断することなので、それ以上時間を掛ける必要はありません。
『Progate』に出てくる知識をすべて理解する必要はありません。わからないところがあっても、なんとなく「プログラミング面白いな」と思えたら、次の教材に進みましょう。
Pythonをゼロから勉強する最速3ステップ③環境構築は必要ない。Google Colablatoryを使えるようにしよう
多くのサイトで、「Pythonを始めるなら環境構築から始めましょう」と紹介されていますが、Python初心者のうちから環境構築に手を出すのはやめたほうが良いです。
環境構築は、一度手を加えると後から修正が大変な部分が多いので、プログラミング初心者のうちはできる限りやらない方が良いです。
ただ単にPythonを勉強したいだけなら、Googleが提供している『Google Colablatory』というサービスを使いましょう。無料で使えるサービスで、Pythonをブラウザ上で実行できるというサービスです。
使い方はこちらを参考にしてください
僕が初心者の頃も、独学でPythonを勉強した後、キカガクのプログラミングスクールを終えるまで、環境構築はせず『Google Colablatory』を使ってPythonの勉強をずっとしていました。
環境構築に手を出すのは「どうしても環境構築しないとやれない事が出てきたときに、やっと環境構築に挑戦する」くらい切羽詰まった時で十分です。
もしどうしても環境構築してみたくなったら、僕のTwitterまで気軽に相談してみてください。環境構築すべきかどうか相談に乗ります。
Pythonをゼロから勉強する最速3ステップ④『データサイエンスのためのPython入門講座』でより詳しく習得する
『Progate』で軽くPythonを書いてみて、『Google Colablatory』が使えるようになったら、次は、より上級編のPythonの使い方を練習しましょう。
『Progate』を終えたレベルくらいになると、本や有料の動画を買ってもいいのですが、かめさんという方がブログで提供している『データサイエンスのためのPython入門講座』がハイクオリティかつ無料で利用できるので、このタイミングでこの講座を一通りやりましょう。
全部で33回あってかなりボリュームがありますが、現状この講座をやり終えるのが、Pythonを使いこなせる様になる一番の近道だと思います。
この講座のすごいところは、Pythonの基本を抑えつつも、今後役に立つコツが至るところに散りばめられている点です。
例えば、この講座で扱うglob関数とか、実際はめっちゃ使うのに独学だとなかなか出会わえない関数なんですよね。
そういった本当に役立つプログラミングが学べるので、このタイミングで『データサイエンスのためのPython入門講座』を一通りやりましょう。
僕がデータサイエンティストになる前はこんなハイクオリティな教材、有料ですら無かったので本当に羨ましいです。。。
ここまでやれば、『Python初心者』の仲間入り!
ここまでの3ステップを達成すれば、とりあえずPythonが書けると名乗っていいレベルだと思います。本当に自信持っていいですよ。
次の章では、この章であえて触れなかった「プログラミングスクールは必要なのか?」という話についてです。プログラミングスクールについては、知らないとあなたの人生まるごと損してしまうポイントがあるので、しっかりと読んで考えてください。
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