こんにちは、データサイエンティストのワタシナガタです。
今日はデータサイエンティストの年収は本当に高いのか?
というテーマを考えてみます。
結論から言うと、データサイエンティストの給料はかなり良いです。僕の知り合いのデータサイエンティストは年収1400万のオファーが来ても断ってるらしい。
僕も新卒でデータサイエンティストとしてオファーを貰ったのですが、その時の初任給は同世代の誰よりも高かったです。(在学中から起業してお金には余裕があったので、あまり給与には興味ありませんでしたが。)
医者とか公認会計士とかみたいに資格も必要ないし、外資系コンサルみたいに激務でもない。企業に雇われて働くならデータサイエンティストは最高の職種だと思っています。
なぜデータサイエンティストの年収は高いのか?→求められるスキルが高水準だから
なぜデータサイエンティストの年収は高いのか?
それは、シンプルに求められるスキルが多いからです。
データサイエンティストとして働くには、
- 統計スキル
- プログラミングスキル
- マーケティングスキル
の3つのスキルが求められます。
この3つのスキルを同時に持ってる人はなかなかいません。エンジニアはプログラミングしかもってないし、マーケターはマーケティング力しか持っていない。だからデータサイエンティストは高給なんですよ。
そもそもデータサイエンティストとは?
- Harvard Business Reviewで2012年に「21世紀最もセクシーな仕事」に認定。
- Glassdoorのアメリカの人気職業ランキング(Best jobs in America)では、2019年から3年間 1位➞3位➞2位 と上位をキープ。
と、人気の職業です。
新卒データサイエンティストの年収は500万円でした【僕の場合】
僕は大学院生の頃からネットビジネスで大企業の幹部並みの給料を不労所得で稼いでいたので、就職する必要はなかったのですが、学生の頃からAIや機械学習に興味があったので「実際の企業で行われているAI開発ってどんなものなのかな?」という軽い興味でデータサイエンティストに絞って就活をしました。
(余談ですが、プログラミングとネットビジネスで月20万の不労所得を作ってます。というエピソードだけで難関と言われる企業の内定もわりと簡単に出たので、大学生は学生のうちに自力で稼ぐ力をつけておくといいですよ。)
で、
その時最終的に入社した企業から提示されたオファーが、確か年収500万くらいだった気がします。
新卒で500万ですよ?
新卒でこれよりいい条件を提示してもらえるのは、激務の外資系コンサルとかしかないです。外資系コンサルは激務過ぎて、自分のビジネスをやる時間がないのであまりおすすめしませんが。
日本の給与所得者の平均年収は436万円のため、平均に比べるとかなり高水準であることが分かります。新卒の時点ですでに平均を超えています。
しかも、データサイエンティストは高給の割に、働き方はかなり自由です。僕が新卒で入った会社は月に最高でも8日しか出社しませんでした。月4日しか会社に行かなかった時もあり、ほとんどリモートワークです。
今、もしサラリーマンになれ!と言われたら、データサイエンティストとして働くかな。
アメリカのデータサイエンティストの平均年収は1100万円
政府の統計によると、アメリカのデータサイエンティストの平均年収は、$103,930(1100万円強)です。
日本に比べると約1.5倍程度と高水準であることが分かります。
アメリカの給料所得者の年収の中央値は約5万1000ドル(560万円)。アメリカでも平均的な年収に比べ、データサイエンティストは高水準であることが分かります。
- U.S. Bureau of Labor Statistics – Occupational Employment and Wage
- U.S. Bureau of Labor Statistics – Labor Force Statistics from the Current Population Survey
僕の場合、海外志向はそこまで高くなくて英語のレベルがあまり高くないのでアメリカで働くことはないですが、めざすなら英会話に支障がないレベルまで英語を学習しておきましょう。
データサイエンティストになるには?
データサイエンティストになるには、必要な知識やスキルを習得しなければなりません。
一番の近道は、大学で統計学やデータ分析などを学び、専門的な知識とスキルを身につける。そのうえで、新卒で企業に入社し、キャリアを積んでいくことです。
しかしそんなことは現実出来ではないので、未経験からデータサイエンティストをめざすロードマップを作りました。参考にしてください。→【2021年最新】データサイエンティスト完全初心者のための最短学習ロードマップ

年収が低くても、僕はデータサイエンティストとして就職してたと思う
高給であることもデータサイエンティストの魅力なのですが、それよりもAIを作る立場になれることのメリットのほうが大きいと思ってます。
稼ぎたいなら、会社勤めで年収を上げるんじゃなくて、ネットビジネスを自分でやる方が効率いいからね。
データサイエンティストとして就職する本当のメリットは「AIを作る側」に回れること。自力でAIを作れるようになるんです。
今ニュースや新聞を見るとで「将来AIが仕事を奪う」と色んなところで囁かれてています。
自力AIを作れるくらいAIに詳しい僕から言われせてもらうと、
これらの論調は、正直言って的外れかなー、って思っています。
ただ、AIを作れないとこの感覚は理解できないでしょうね。
将来、AIに仕事を取られないためのリスクヘッジとして、自らAIを作れるようになるにプログラミングを学んでおくべきです。